知らない顔のあなたに

エンタメと私情

喫茶店の目の前で

indigo la Endのアルバム「哀愁演劇」。やっと聞けた。

いつも新曲とかアルバムが出ると、大切に聞かなくちゃと思って全然聞けずにいるので、今回はなかなか早めに通しで聞けて良かった。

 

凄い。言葉にならないくらい凄かった。

前のアルバム「夜行秘密」が、全曲最高で大好きだったんだけど、ちゃんと超えていて凄い。絵音くんはいつも「最新が最高」を出来ていて格好いい。

 

 

 

特にすきだったのは「芝居」「愉楽」「暗愚」「Gross」。

インディゴはただでさえ暗いバンドなんだけど、その中でも一際暗い曲が大好きです。

 

 

 

夜行秘密の「晩生」くらいからインディゴの格好よくて爆発的な感じがすきなんだけど、「芝居」はそれを更に色っぽくした感じでよい。暗くて鬱屈としてて投げやりで、でも何より繊細な表情があって大好き。

最後のサビの泣きそうな感じが、繊細で悲しくて良い。

 

 

「愉楽」は艶やかでダークで少し悪そうな感じ。最初の歌い出しが低いのでサビの高音の艶感が増してて凄く良い。たしかに暗い曲なんだけど、深夜に静かに踊り出すような感じがあって素敵。サビの「愉楽に溺れて踊ろうよ」の「愉楽」の発音が好きです。

 

 

「暗愚」、かなり心に来る曲。でもこの暗さが、いつかの私を助けてくれそうな曲。

絵音くんが言及していたらしい「喫茶店の目の前で」の歌い方が本当に良くて、そこを聞いた瞬間に固まってしまった。MVPだと思います。

あそこのためだけに聞きたいくらい素敵。

 

 

「Gross」、少しゲスっぽい感じもありつつめちゃくちゃ暗くて良い。後半にやっと来るサビで泣いてしまう。「僕のままでいようよ」と、それでもまっすぐに歌ってくれるバンドで、大好きです。Grossの意味を知って少し固まりました。

 

 

 

 

夜行秘密のときよりも既存曲が多く入ってるイメージなんだけど、新曲が全部良すぎたので満足感がすごい。あと「瞳のアドリブ」って、最近出たはずなのになんか初期のインディゴっぽさを感じる。

 

 

もっと聞き込みたいし、「カンナ」のmvもまだ観れてない。

初回限定版を買ったので特典映像も早く見なくては。フリーライブのアーカイブだって見れていない。

楽しみが多くて、供給が沢山で幸せ。

 

 

1月のライブを楽しみに生きる毎日。